今日ものんびりと 2014年09月19日
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男「お?猫がいるな」

はいさい!今週も疲れたツバサさー。
……(´・ω・`)

「人って言われても動けんもんなのよ」
俺は缶ビールを片手で持ち、目の前の白と黒の毛が混じり合った野良猫に話しかけた。
野良猫は目をぱちくりさせながらも俺の事を見ている。
公園で休日の真昼間から何で猫相手に話をしているのかそんな事は考えたくもないが、
丁度周りに人もいないし、それに今更守るプライドもないだろう。

猫が相手だからなのか俺は普段と違い饒舌に話をし続けた。
「ここで頑張らないとダメになる、そんなの俺が一番分かってるっての。
だいたいな、あれだよな、言われてもすぐに動けんだろう」
”なぁ?”俺は野良猫に同意を求めてみる。
野良猫は俺の事を見たままだが逃げない所を見ると話を聞いてくれるようだ。
いや、聞きたくないと言っても聞かせてやる。
「仕事に行けばあの仕事はまだか、どうして終わってないんだ、
なんてテメェに言われる筋合いはないっての。
家に帰れば家族サービスをしろと来たもんだ。嘘みたいだろ?」
「あれをやれ、これをやれって言われてもすぐに動けんよな」

「でも、やらずに困るのはお前だろう」
”ふぇ……”俺は思わずそんな情けない声をあげてしまった。
誰が言ったんだ?この猫が言ったのか、まさかな。
「猫が喋っちゃ悪いのか。それに散々愚痴ばかり聞かせたんだから俺の愚痴も聞け」
驚いた、猫が人の言葉を喋っていやがる。
いや、俺が酔っているからこんなありもしない声が聞こえてくるのか。
「おい、人間。だいたいお前らはすぐに俺達に愚痴を言いやがって。
そもそもだな……」
そこからずっと野良猫の愚痴を聞かせられた。
人間たちが寄越す餌がどうのとか、雌猫が寄って来ないとか、縄張り争いが面倒くさいとか。
延々とそれは長く止まる事がなく続いた。

「なぁ、人間。愚痴を聞かされるって嫌だって分かったか?」
「ああ、なんかごめんな」
愚痴を聞くのにも何だか体力っているな。
こいつには悪い事をしたな。
それにしても長かった……、よくそんなに愚痴る事があるもんだ。
俺も人、いや猫のことは言えないが……。
ともかく猫の前だけでは愚痴を言うまいと俺は誓った。
「分かったならいい。それでさっきの話の続きなんだが……」
「まだ続けるつもりか……?」
俺はげんなりした。

愚痴って聞く方も疲れるよね(´・ω・`)
後は話が長くなりがちな人や猫の愚痴を聞こうとしてはいけないというお話(´・ω・`)

コメントは明日お返事するでござるー。
読んで頂きありがとうございました!

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テーマ:短編小説 / ジャンル:小説・文学
関連タグ:自作小説 愚痴