今日ものんびりと 四神獣奇譚・第二話「再会」














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四神獣奇譚・第二話「再会」

はいさい!取り敢えず、挨拶は「はいさい」にしているツバサさー。
やっと、第二話までこぎつけたけど、この後の構想をどうしようか正直決まっていないんだよね。
まぁ、なんとかなるかな(願望)

あと、四神獣奇譚のまとめページを作ったので、
前回のお話が読みたい方は活用してくださいね~。
四神獣奇譚 作品一覧

では、四神獣奇譚・第二話「再会」始まります。


二〇一二年 五月二日 春美市 公立春美高校 17時49分

職員室で現在起こっていることは、あまりに奇妙な光景だと言わざるを得なかった。
突如現れたゲル状の物体と、そのゲル状の物体を"妖魔"と呼び、
妖魔に対して構えをとっている巫女装束のような恰好をしている獣耳が頭から生えている白髪の少女。
常人から見れば、この奇妙な光景は映画の撮影や悪戯の類と思うだろうが、
現在実際に起こっていることであって、嘘偽りのない事実であるのだ。

「さてと、さっさと片付けてお二人に話さねばならないですから、容赦はしませんよ!」
そう言い終わると同時に白髪の少女は床を蹴り上げ、
妖魔の方に高く飛ぶと、跳び蹴りの体制で突っ込んでいった。
「はぁ!」
白髪の少女の跳び蹴りは見事に妖魔に命中し、
同時に辺りに大きい音が響き渡る、その音の大きさからしてかなりの威力があるようだ。
そして、蹴りを受けた妖魔は怯んだ。
その隙に白髪の少女は、妖魔から結依を助け出し抱き抱えると、
隆義と優奈がいる方向に一瞬にして戻り、隆義に話しかけた。
「結依様は無事です、気絶しいらっしゃるようですが時期に目を覚まされるでしょう」
言い終えた後に、白髪の少女は隆義に結依を引き渡した。
「あ、ああ、ありがとう・・・」
隆義は少し戸惑った様子ではあったが、大切な妹を助けてくれた白髪の少女に礼を述べた。
"いえいえ"と笑顔を浮かべながら、その礼に答えた白髪の少女は、
今度は妖魔の方を見ると隆義と優奈に聞こえるように言った。
「お二人は結依様を連れて下がっていて下さい、後は私が一気に倒しますから!」

「行きます!」
そう言うと白髪の少女は、腰を低く構え、右手を固く握り右腕を後ろの方に寄せた。
「断鬼斬!」
叫ぶと同時に白髪の少女は右腕を前に出した。
白髪の少女の右手からは眩いばかりの光が放たれて、妖魔の方に向かっていく。
それはまるで研ぎ澄まされた一太刀の刃のようであった。
彼女が放った「断鬼斬」が着弾すると同時に妖魔は"グェー!"と叫んだ後に消滅した。

「倒したの・・・?」
優奈が妖魔の消滅を見て、独り呟いた。
そして、隆義もまた"いったい、なんだったんだ・・・?"と呟いていた。

同年 同日 春美市 公立春美高校 18時00分

「お待たせしました!時間がかかってしまい申し訳ありません・・・」
白髪の少女は隆義達に向かって、申し訳なさそうに深々と頭を下げた。
「い、いや!気にしないでくれ!助けてくれてありがとう」
隆義は突然の謝罪の戸惑いつつも、結依や自分を助けてくれたことに対して心から感謝した。
「ねぇ、ちょっといいかな?」
そんな二人の会話に優奈が入ってきた。
「あなたはいったい何者なの?それにあの化け物はいったい・・・?」
"ええっとですね"白髪の少女が優奈の質問に答えようとした時、ちょうど結依が目を覚ました。
「う、ん・・・。あれ、ここは・・・?」
「結依!よかった!目を覚ましてくれて!」
妹が気絶から目を覚ましたことに喜ぶ隆義。
そんな時、白髪の少女は"えー、こほん"と一つ咳払いをして、さらに言葉を続けた。
「感動していらっしゃるところで、大変申し訳ないのですが、話をしてもよろしいでしょうか?」
その言葉を聞いた隆義は"あ、ああ、すまない。続けてくれ"と返した。

「では、改めまして」
そう言うと白髪の少女は今まで見せたよりも優しい笑顔になり、
隆義と結依の方を見てとても優しい口調で言った。
「お久しぶりです。隆義様、結依様。」

「白虎(びゃっこ)、帰って参りました」

「白虎・・・?」「白虎さん・・・?」
隆義と結依は呟いた。
そして、その名を聞いた瞬間、
隆義と結依の頭の中で何かとても懐かしく大事な思い出が蘇ってきた。


ふぅ、これで第二話は無事にお終いです!
読んで頂きありがとうございました!
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テーマ:自作小説 / ジャンル:小説・文学
[ 2013/05/29 00:00 ] 四神獣奇譚 | TB(0) | CM(0)
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